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覇邪の封印

ソフト紹介

親記事: 覇邪の封印
タイトル: 移植版多いよ度★★★★
日付: Thu Sep 24 21:50:07 2020
書いた人:サイボーグMSX
 <kawamura@amatsukami.jp>
 当時のパソゲーRPGとしては標準的な出来だとは思うが、とにかく他機種に移植されたうえに、MSX版の移植時期が近かったのでFM7ユーザーやX1ユーザーとも情報交換できたのは嬉しかった。移植度も良好で、グラフィックとパスワード以外ほとんど差はない。

 ザナドゥやハイドライドUはとっくにブームが過ぎてからの移植だったので歯がゆかったものだ。

 盟友K−2さんが解説してくれているが、システム的に歪な点が多いのは工画堂スタジオがまだゲームを作り慣れてなかった名残なんでしょう。その分グラフィックデザイン会社だけあってビジュアルはMSX1版も結構キレイ。

 当時ゲームをしていて辛かったのはBGMがなかったこと。これは結構味気ない。ハイドライドUも実は6曲しかないのだが、何時しか耳から離れなくなってしまっていた。

 その後アスキーからファミリーコンピュータ版が出たので、プレイ人口が一気に増えたのだが、ドラゴンクエストに甘やかされていたファミコンユーザーにはあまりにも辛口な「パソゲーRPG」の洗礼だった。

 悲鳴を上げていた彼らに、我々パソゲーユーザーたちは冷ややかな目で

「 覇邪の封印くらい余裕でクリアできなきゃ、ザナドウシナリオUは一生クリアできねえな」

 と謎の優越感を抱いていた。え?ザナドウシナリオUはMSXに移植されたのかって?細かいことはいいんだよ!(逆切れ落ち)
 

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